新型栄養失調という言葉を耳にされたことがあるでしょうか。摂取カロリーは足りているものの、栄養のバランスが偏っているために栄養失調という状況になってしまうことを指します。たとえば一人暮らしで食生活に偏りがある人、ダイエット中の若い女性、外食が多い40代~50代など、それぞれの年代が「新型栄養失調」になる可能性を秘めているそう。
そんな中、特に注意が必要なのがシニアです。新型栄養失調の中でも特に、「低栄養」が問題に。なぜシニアは注意が必要なのかをお話しします。
シニアは「たんぱく質」が不足している人が多い
一般的に、年齢が高くなるほど食事の量が減ったり、あっさりした食べ物を好むようになったりするため、「低栄養(PEM)」になってしまうことが多いようです。低栄養PEMとは、Protein energy malnutritionの略で、たんぱく質・エネルギー欠乏という意味。低栄養が続くと、老後を元気に過ごせない原因にもつながってしまいます。
たんぱく質は三大栄養素のひとつ
みなさんご存じのとおり、たんぱく質は炭水化物・脂質と並ぶ三大栄養素のひとつです。細胞を構成する主要な成分で、生命の維持に関して重要な役割を持っています。
たんぱく質の代表的なものとしては、肉・魚・卵・豆がありますね。だからといって、「毎日魚を食べているから大丈夫」「卵は必ず1日1個食べるから大丈夫」というわけではないようです。
いろんなたんぱく質をバランス良く摂りましょう
肉も魚も卵も豆も、主にたんぱく質を多く含みますが、それぞれが持つ栄養素はそれだけではありません。
エネルギー | たんぱく質 | その他 | |
---|---|---|---|
紅鮭 (可食部100g当たり) |
138kcal | 22.5g | ビタミンD 33.0g |
ゆで卵 (Mサイズ1個当たり) |
151kcal | 12.9g | ビタミンA 140g |
挽きわり納豆 (30?50g1個あたり) |
194kcal | 16.6g | カリウム 700g |
和牛肉肩ロース (可食部100g当たり) |
411kcal | 13.8g | 亜鉛 4.6g |
鮭ならビタミンDが多く、牛肉なら亜鉛が多いなど、それぞれたんぱく質以外の栄養素の量に違いがありますね。
シニアの方は、比較的、魚や大豆などは摂取されているのですが、肉が不足していることが多いようです。特に牛肉はエネルギー量も突出しています。シニアの場合、たんぱく質とエネルギーが欠乏している低栄養の人が多いわけですから、その両方を効率よく摂取できる牛肉は、特に摂っていただきたい栄養素といえるのです。
家族に元気でいてほしいから、敬老の日は「ベルステーキ」へ
ご家族の中にシニアの方がいらっしゃる場合、ぜひ「たんぱく質」をしっかり摂ることの大切さをお伝えいただければと思います。そうはいっても、「わざわざお肉を食べる気にならない…」「胃にもたれる気がするから…」と、積極的にお肉を食べようとしない方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、ぜひ敬老の日やお誕生日などの特別な日に、ご家族そろって「元祖・宇都宮ステーキ ベルステーキ」にいらっしゃいませんか? 美味しい赤身肉のステーキが大人気なので、シニアの方にも食べやすいお肉なんです。柔らかい赤身肉とはいえ、魚や大豆に比べ“噛む”ことが必要な食べ物でもあります。噛むことは、「肥満防止」や「脳の発達」「胃腸の働き良くする」など、嬉しい健康効果がいっぱいあります! またご家族が一緒なら、楽しくお食事していただけると思います。
これをきっかけに、シニアの方の食卓にもお肉が並ぶようになれば、こんなに嬉しいことはありません。大切なご家族の栄養不足を防ぎ、いつまでも健康でいてもらうためのきっかけづくりとして、ベルステーキをご利用いただければと思います。